アップルで以前デザインに従事していたマーク・カワノさんがアップルのデザイン手法についていくつか興味深い話をしています。それによると、アップルで働く人のほとんどの人たちは、デザイン職に就いていない人でもデザインに興味や知識のある人ばかりなのだそうです。
「アップル製品のデザインがいいのは、優れたデザイナを雇用しているからだとか、デザインの手法がいいからだと思われてるかも知れません。けれども、それは違います。会社の一人一人がデザインを大切にしていて、デザイナではない人でもデザインを考えてものづくりをしているからです」とカワノさんは言います。
これってすごく大切なことだと思うんです。どんなことでもそうですが、一人一人が自分の仕事に興味を持っていないと、決していい製品は作れません。インゲージには、自分たちが作る製品・サービスに興味がない人はいません。いつも社内ではいい商品を作るためにいろいろなアイデアが飛び交っています。
作り手の私たちが興味を持たないのに、使ってくれる人たちが興味を持つわけないですよね。
Former Apple designer dispels myths about Steve Jobs, corporate cultureより抜粋と要約